ネタばれあり。
新海作品は秒速5センチメートルを渋谷の劇場で観て以来割と好き。
その後DVD観たほしのこえは「はえ~ほとんど1人で作ったんすねぇ‥」って感じで内容はそこそこにスゴイなぁという感想程度で、
空の向こう、約束の場所は途中で寝てしまった‥
そっから結構経って星を追う子どもを観て絶望して、
言の葉の庭を観て「 ほーいいじゃないかこういうのでいいんだよこういうので」って感想。
「だれかのまなざし」のお父さんの健気さに泣いた。
今回の「君の名は。」の流行り具合を観て逆に不安だったけど、監督らしさが全面に出てて大変よかったです。
背景美術の美しさはさることながら、終盤の何とも言えないすれ違いの切なさとかは秒速を髣髴とさせる展開。
最後ハッピーエンド気味?に終わったのは両論あるだろうけど、多分あのままスレ違いのままだと受けてなかっただろうなぁと
以下ちょっと腑に落ちなかったところ
- 信じられる要素が少ない中で、発電所(変電所?)破壊はさすがにやりすぎでは?
- 知らない相手に渡された紐を肌身離さず持っていたのはなにゆえ?
- 最後どうやってお父さん(町長)を説得して避難所に集めることができたのか?
どうも町長の説得の箇所については小説を読めば分かるらしいんだけど、そこの説明が無かったからモヤモヤしてしまった。
勅使河原くん万能すぎない?
あと瀧くんとメガネの友人がいつBL展開になるのかドキドキでした。
今までの監督作品の中では話の内容はとても練りこまれてました。
RADWINPSの曲も本編に合ってましたし。
岐阜はアニメの聖地になってるって記事あったけど、東濃地区って全然聖地になってなくない?
この偏り具合よ。